代表あいさつ

当事務所のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
代表社会保険労務士の野中房代です。

障害年金業務に本気で取り組もうと思ったのは、 開業して間もない頃、ある地元議員さんから「困っている方がいるので相談にのってほしい」と紹介された母子が事務所にいらしたのがきっかけです。

母子と言っても80代のお母さまと50代の息子さん。息子さんは20代の頃に発症した病気により働くことが難しく、お母さまの年金(遺族・老齢年金)で2人暮らしされていました。
そのお母さまが「私が亡くなったらこの子はどうなるのでしょうか…」と議員さんに相談され、当事務所にいらしたのです。

じっくりお話をお伺いすると、息子さんは20代の頃から症状が酷く、手術も繰り返していて大変辛い病状でした。「何でこんな大変な方が今まで障害年金を受給していなかったのだろう、周りの人達は何て冷たいんだ!」と怒りにも似た感情が沸き上がりました。
すぐに障害年金の手続きをし、無事受給することができたとき、息子さんは感謝の言葉とともに「母が亡くなったら自分も死のうと思っていました…」と涙ながらに仰り、 「生きて行こうと思います」と私の手を握って言ってくれました。

この出来事が今の私の原動力です。でも、本来ならこの方はもっともっと前から障害年金が受給できて、こんなに困窮しなかったはずです。 サポートされるべき人がされていない現実を知りました。「なぜ誰も教えてあげなかったんだ!!」と思いましたが、多くの方が障害年金を知らないということがわかり、知っていただくことが必要だと気づきました。

年金というと「歳を取ってから貰うもの」と思っている方が多いですが、 年金はセーフティーネット、みんなが安心して生活できるよう制度化されているのです。

障害年金について知ってもらって、周りの元気な方達から、病気やケガで大変な方に教えてあげていただけたら良い社会になるのでは思っております。

サポートされるべき方、私がサポートします!!

のなか障害年金サポート
代表社会保険労務士 野中 房代

代表プロフィール

経歴

中央大学法学部法律学科卒。
静岡県内の大手社会保険労務士・行政書士事務所で勤務後、平成20年 野中労務管理事務所・野中行政書士事務所を開業。

「身近な街の法律家」として様々な相談を受ける中、「障害年金」を知らずに請求せず生活に困窮した母子が相談に来たことがきっかけで、困っている方や必要としている方に公的制度の情報すら届いていない現状を知る。

そのような方々の力になりたいと、積極的に講演会を行ったり、医療機関で相談を受けたりと奮闘する障害年金を得意とする珍しい社労士。障がいのある方を救うべく、審査請求も行っている。

主な講演先は、FP団体、保険会社、法人会、医療機関、患者会、特別支援学校PTA等。

趣味は未だに続けているクラッシックバレエ、旅行、全国のお菓子食べ歩き(自称 スイーツ研究家)、サウナ。

保有資格

  • 社会保険労務士
  • 特定行政書士【法務省入国管理局申請取次行政書士】
  • 年金マスター
  • 年金アドバイザー
  • 医療労務アドバイザー
  • 医師事務作業補助者(医療文書の作成、医学・薬学、医療に関する法律・法令等知識)
  • 心電図検定3級(心電図の基礎〜中等度の判読力)